組織

【ラ・サール43期 大野vol.3】人脈編:過去所属していたコミュニティに光を当ててみる

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大野

それでは、次に進めていきます。

一旦、資金調達は終わりにして、次は人脈作りについて、こんな話も折角なのでしていきたいと思います。

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こちらは、私が強く感じたことです。
会社員は、意図せずに自然に人脈を築くことができると感じました。

新入社員も毎年入ってきますし、人事異動もありますし、会社員は放っておいても自然と人脈が出来るのですよね。

それが、独立したら、そうした繋がりは一切なくなるので、忘年会とか呼ばれないです。

 

八尾
大野さんの言葉に力がこもっていて、思わず笑ってしまいました。
それだけ強く実感されたということですね。

視聴者の方からも、そうそう、というコメントが来ています。


大野

あれだけ人気者だったのに、あの人気は何処に行ったんだという感じですよね。

独立すると誰も誘ってくれない。
零細業者と飲んでも意味がない、と世間の人は思っているという事を身をもって痛感しました。

会社の時に人気者だったのは、自分自身が人気者だったのではなくて、こういう会社に属していて、こうした権限を持っている大野さんが魅力的だったという事です。
ただ、それはしょうがないですね。

 

一方、独立自営業者の異業種交流会は、下手したら私が営業を受けたりするので、つまらないと感じる時がありました。
大野さん、この商品買いませんか?のようなアプローチを受けることがあります。

私は、そのために来たわけではないのにと思うことがありました。

というわけで、異業種交流会は途中から参加をやめました。


これらの経験を踏まえて、私が何を感じたことは、自分が過去所属していたコミュニティが最も質が高いのではないかということですね。
それは、高校でもいいですし、大学・銀行・リクルートでもいいです。


そこで属した集団が、実は一番良かったのではないかと思います。
ですので、机の中にしまっていた過去の人脈を、また机から引き出して、光を当ててみるというのが一番良かったと感じます。

 

今回も、こうして、同じ中学高校出身という縁があって、みなさんと勉強会をできているわけですが、こういう風に思っていなければ、私は今日こうやってこの場に立っていなかったかもしれません。

 

八尾
ありがとうございます。
異業種交流会の気持ち悪さは、チャットでも盛り上がっていましたけれども、皆さん、こうした異業種交流会は参加されているのでしょうか?

過去に参加したことある方いたら、挙手をお願いいたします。

 

なるほど。でも、意外と少ないですね。

私も、このラサベンの空気感・距離感は好きで、実は大野さんにも事前に話を聞かせていただいたのですが、その距離感とは異業種交流会は対極にあるものかなと思いました。

大野さん、それでは続きをお願いします。

 

大野
独立起業の人脈に関して進めますね。

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少し唐突ですが、我々はジャニーズではないということを私いつも思っています。

何万人の人に、ワーワーキャーキャー言われて儲ける立場には自分はないと思っています。
私のような仕事は、
ファンが100人いれば十分稼げるんですね。。

ですので、自分の人脈に直接アピールできるSNSは我々のためにあるようなものだな、Facebookもよく開発してくれたなという気持ちです。



あと、ブランディングを意識する。

リアルの大野は、もう少しいい加減な部分もあるのですが、人様に見せるところでは、賢い人、面白い人なのではないかと、少しでも思ってもらえるような演出をするように心がけています。

そうすることで、単価が高くなる、と私は思っています。
やはり、安い値段で仕事をやるようになると、忙しくなって、より仕事のアウトプットのクオリティが下がるという負のサイクルに陥るので、私の場合は、できるだけ自分を高く売って、空き時間はあるけれども、その分、良いサービスを提供して、また頼んでもらえるようなサイクルを目指してやっています。

その方が幸せなのではないかと思っています。


最後ですが、挨拶、身だしなみ、言葉遣い、時間を守る、など、非常にベタなのですが、この類の当たり前のことをしっかりやることが大事だと思います。

特に、世の中的に偉いと言われている人や成功者ほど、こうしたベタなところを、一生懸命やっていらっしゃるなと感じます。
成功者は、若い頃はおしなべてオヤジ殺しだったと思っていまして、自分も頑張ってオヤジ殺しになろうと目指しています。

そうした基礎的なことを疎かにしたままで、ビジネス啓発書を読むのは、少し違うと感じますね。


八尾

ありがとうございます。

視聴者から質問がきています。
「自らの単価のつけ方が、非常に難しいと思いますが、何を参考にされていますか?」

 

大野
ありがとうございます。
結論、あまり参考にしたものはないですね。

私も、自分の単価をつける際に周りの人に聞いたのですが、人によって考え方は違いますし、相談した人と私が同じ能力の持ち主ではないですし、クライアントからの信頼のされ方も人それぞれ違いますので、結局はどう自分を演出して高く売るかだと思います。

私の場合は、誰も参考にせずに思い切って高い値段で出してみました。
私自身が、贅沢と思えるような値段です。


視聴者2
なるほど。そこから先は個別に値段交渉ですか?
もちろん、その値段で受けてもらえることが一番良いと思いますが、少し交渉が入りますか?


大野
基本的には交渉はしないです。
お値段はいくらですか?と聞かれて、答えて断られたことは、ほとんどないです。

そこまで行くのが大変だということだと思います。

先ほど参考にしているものはないと言いましたが、あるとすれば、弁護士の値段のつけ方は参考にしています。

私は、自分のことをタイムチャージの人間だと思っています。
ただ、弁護士との違いは、弁護士はクライアントと会っていない時の作業時間もタイムチャージに含まれていると思いますが、私の場合は違います。
クライアントと会っている時間分だけのチャージですね。



視聴者2
なるほど。ありがとうございます。

【ラサール43期 大野vol.4】人脈編:同窓生ネットワークの影響力が浮上してきている? に続く。

 

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