井口
それでは、第3部に入らせていただきます。
現在の事業とこれからの展望について、話したいと思います。
今、開業医のプラットフォーム事業をやっています。
開業医の方は、開業までは医療をメインで学ばれていて、開業した後は経営のことを学ぶ機会が少なく、開業医同士で十分に情報を共有することができていないのではないかという課題があると考えています。
解決策として、開業医が集まり、情報をスムーズに共有できる場をオンライン上で提供するという事業をやっています。
まだプロダクトはローンチしていないのですが、今、仮説検証段階で、開業医の方々に課題を聞いて、その中でプロダクトを磨き込んでいます。
このようなサイトを作成していて、来月上旬に正式ローンチ予定です。
直近の目標は、今年の年末までにPMF(Product Market Fit)の達成です。
具体的には、自社のサービスを100人の顧客が継続的に使ってもらえる状態を想定しています。
株式会社medrepとしてのビジョンは、「史上最高の会社を創る」でして、壮大なビジョンを掲げています。
自分が死ぬ時に、この会社を作って良かったな、最高だったなと思えるような会社を創りたいと思っています。
そのためには、会社に関わる株主、社員、サービスを使ってくれる顧客といったステークホルダーの全員から、支援される状態を作りたいと考えています。
基本的価値観は、こちらの3つです。
こちらがmedrepのロゴですが、○が地球で、「M」の文字の輪郭は「ハート」を表していて、地球をハートでよりよくしていこうという意図を込めています。
今のオフィスは、このような感じで、共同創業者と2人で一緒に泊まり込みで、プロダクト作成に励んでいます。
小学生みたいに、習字でビジョンを書いて、このような感じで過ごしています。
寝ているのは、共同創業者ですね。
中長期的な目標としては、最年少上場を1つの目標に置いています。
今は、リブセンスの村上さんが最年少上場ですが、そこを1つ乗り換えて、歴史に名を残したいと考えています。
最終的には、株式会社medrepを社会に価値を提供し続ける史上最高の会社にしていきたいと思っています。
最後にですが、起業をしてみて、いろいろな方々に助けていただいて、改めてラ・サールのすごさを感じています。
ラ・サールさんが、世界をより良くしようという思いで、ラ・サールの学校を作られたように、もっと力を合わせれば世界をより良くしていけるのではないかと思っています。
最後に、お願い事項です。
まだ社会人を経験していない中での起業でして、個人としての悩みだったり、事業の悩みだったりを気軽に相談乗っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ相談に乗っていただけたらと思います。また、この会社に少しでも興味がある人がいたら、お茶しましょう!
ご清聴ありがとうございました。
片岡
井口君、プレゼンありがとうございました。
質問ある方いましたら、お願いします。
大野
マネタイズは、どうされる予定ですか?
井口
まずは、開業医のプラットフォームということで、製薬会社の広告出稿を1つ考えています。
これに関しては、開業医が集まらないと出稿してもらえないと考えています。
もう1つは業者からの送客費ですね。
開業医が、何かサービスを購入される際に、同業者の意見を重視するという仮説がありまして、開業医同士が情報共有できる場を作り、例えば500人集まった段階で、電子カルテや問診などの開業医がオススメするサービスを提示して、送客費を業者からもらうというマネタイズを考えています。
大野
ありがとうございます。
広告ですと、かなりの数の開業医を集める必要がありそうですね。
送客の方ですと、事前に開業医の方々に、送客する旨を伝える同意を会員登録の際にとっておく必要があるかなと感じました。
井口
そうですね。
その点に関しては、開業医の方々に群がると言ったら失礼な言い方ですが、そういった業者もいますので、ブランディングや信頼性を担保していくことは間違いなく必要だと考えています。
大野
なるほどですね。
勉強になりました。ありがとうございます。
片岡
井口君、今日は登壇ありがとうございました。
それでは、吉永より次回のラサベンの告知をお願いします。
吉永
次回は、2020年8月に有人飛行に成功し、同時にシリーズBにて39億円の資金調達を実施された、株式会社SkyDrive代表の福澤さん(ラ・サール55期)にご登壇いただきます。
私の1つ上になりますね。
11/14(土)20時からです。ぜひご参加ください。
また、12月もすでに2つ予定していますので、こちらも合わせて時間確保しておいていただけたらと思います。
片岡
ありがとうございます。
それでは、井口君、そして皆さん、本日ご参加いただきありがとうございました!